発端はITコンサルティングやシステム開発などを請け負うループス・コミュニケーションズ社長の斉藤徹氏のブログだった。ソーシャルメディアに詳しい斉藤氏は、定期的に各サービスの訪問者数をブログに掲載しており、今回のネットレイティングスの調査結果も紹介した。
これによると、10月は「ツイッター」(訪問者数は1455万人)と「フェイスブック」(同1131万人)に抜かれ、mixiは838万人だった(図1)。
ネットレイティングスの調査報告では集計方法の変更について記述しているものの、掲載した訪問者数の推移グラフでmixiが急激に落ち込んでいる状況にインパクトがあったこともあり、ツイッターやフェイスブックで「そういえば最近、mixiにはアクセスしていない」「実感と一致する」といった反応が広がった。
ミクシィは「利用実態に大きく誤解を与える解釈、報道等がなされております」とプレスリリースを発表し、ネットレイティングス側に説明を求めた。
mixiの価値というよりも、ネットレイティングスの価値の方が心配。
ネットレイティングスは「自分のところの発表が取り上げられること」がリリースの目的なので、「ネットレイティングスはまったく信用ならない。なぜなら本当はこの数字だからだ」とやると、あわてて今回のように特別対応が出てくるわけですね。
実際、落ち着いてネットレイティングスのリリースをさかのぼってみると、PCの大手サイトばかりで、特段面白くもない事が多い。
モバイルが主流のサービスが多くなった現状、どうにかしないとネットレイティングスはAltavistaみたいに消えていく可能性すらありますね。デコログもグリーもモバゲーも拾えないわけですから。。。