DBのダンプ操作について調べてて、「メモリを吐き出すのはコアダンプっていうんですよー」と書いてるページがあって、ふと思い出した。
UNIX系のOSはプログラムが特定のシグナルで終了するときに、coreというファイルを作ってそこに終了時点でのメモリ等の内容を保存するわけですが、日本だと、コアダンプする、と呼ばれて、まるで「コアダンプ」という動詞があるような感じになってます。
でも、動詞はあくまで dump.
英語で「コアダンプする」というときには " It dumps core." となります。
ダンプされたコアファイルを指す名詞句は "core dump"でいいみたいです。
これ、「コア」メモリという磁石を使ったRAMを使っていた時代に、実行時の状態(メモリとか)をプリントアウトの形でダンプ(投げ下ろす、という一般動詞)させてたときの表現の名残なんですね。プログラムが異常終了すると、いきなり小型冷蔵庫みたいなサイズのプリンターが、ガーガー動き始めるわけです。ディスクが、紙よりもずっと高価だった時代です。
2011年12月08日
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