実は今、日本新聞協会からの依頼で、「若者にもう一度新聞を読ませよう」というキャンペーンに取り組んでいます。4月の新聞週間からスタートです。そういうことで、少し新聞のことについて考えてみたいと思います。みなさんも、もう一度新聞の価値をお考えになり、よろしければご意見をください。
と書かれているが、これは労力の非効率的な投入だなあ。ドラッカーの言うように、自分の商品をどう売るかを考えるよりも、消費者が求める価値を考える方がいいと思う。
「若者にもう一度新聞を読ませよう」というキャンペーン名称(コンセプト?)自体が大間違いなんだろうなあ。
ぱっと見、年寄りに2紙目、3紙目をとらせるキャンペーンの方がスムーズに思う。そうやって延命措置をしたうえで、若者が求める商品づくりをする、というのが企業として生き延びれそうな気がするなあ。その商品は、もはや紙でもニュースでもないかもしれない。検索エンジンとかウェブ掲示板を作るような仕事かもしれない。
まあ、望むらくは各社とももうちょっと間違った努力をし続けて、新聞が消えてくれて、記者クラブ制度も消滅してくれるといいんだけどね :-)