ミドルウェアとかライブラリとかソフトって「外部のを使う、より、自分で作る」という時期があって、そこからしばらくすると「自分で作るより、外から持ってきて使う」に変わるのが一般的だと思うんだけど、それってどんなタイミングなんだろう。
対象プラットフォームでのまともな実装がない時期(OS/2用ブラウザとしてIBMがWebExplorer作った、みたいな時期)だと当然作らないといけないし、逆に今からUnity対抗のゲーム開発用ソフトを作り始めるのは不合理っぽい。
これって、いつ潮目が変わるんだろう。それでも作っちゃう人は何が見えてる( or 見えてない)んだろう。それがパターン化できると「もう作るなよ」と説得しやすくなりそうだし、あるいは、見えてる人が「それでも作るんだよ、勝てるよ」と言いやすくなるかも知れない。
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2011年12月14日
2011年12月08日
SNSの価値よりも、ネットレイティングスの価値の方が心配
ミクシィ「訪問者激減」騒動が問うSNSの本当の価値 (日経Web刊)
mixiの価値というよりも、ネットレイティングスの価値の方が心配。
ネットレイティングスは「自分のところの発表が取り上げられること」がリリースの目的なので、「ネットレイティングスはまったく信用ならない。なぜなら本当はこの数字だからだ」とやると、あわてて今回のように特別対応が出てくるわけですね。
実際、落ち着いてネットレイティングスのリリースをさかのぼってみると、PCの大手サイトばかりで、特段面白くもない事が多い。
モバイルが主流のサービスが多くなった現状、どうにかしないとネットレイティングスはAltavistaみたいに消えていく可能性すらありますね。デコログもグリーもモバゲーも拾えないわけですから。。。
発端はITコンサルティングやシステム開発などを請け負うループス・コミュニケーションズ社長の斉藤徹氏のブログだった。ソーシャルメディアに詳しい斉藤氏は、定期的に各サービスの訪問者数をブログに掲載しており、今回のネットレイティングスの調査結果も紹介した。
これによると、10月は「ツイッター」(訪問者数は1455万人)と「フェイスブック」(同1131万人)に抜かれ、mixiは838万人だった(図1)。
ネットレイティングスの調査報告では集計方法の変更について記述しているものの、掲載した訪問者数の推移グラフでmixiが急激に落ち込んでいる状況にインパクトがあったこともあり、ツイッターやフェイスブックで「そういえば最近、mixiにはアクセスしていない」「実感と一致する」といった反応が広がった。
ミクシィは「利用実態に大きく誤解を与える解釈、報道等がなされております」とプレスリリースを発表し、ネットレイティングス側に説明を求めた。
mixiの価値というよりも、ネットレイティングスの価値の方が心配。
ネットレイティングスは「自分のところの発表が取り上げられること」がリリースの目的なので、「ネットレイティングスはまったく信用ならない。なぜなら本当はこの数字だからだ」とやると、あわてて今回のように特別対応が出てくるわけですね。
実際、落ち着いてネットレイティングスのリリースをさかのぼってみると、PCの大手サイトばかりで、特段面白くもない事が多い。
モバイルが主流のサービスが多くなった現状、どうにかしないとネットレイティングスはAltavistaみたいに消えていく可能性すらありますね。デコログもグリーもモバゲーも拾えないわけですから。。。
コアダンプ
DBのダンプ操作について調べてて、「メモリを吐き出すのはコアダンプっていうんですよー」と書いてるページがあって、ふと思い出した。
UNIX系のOSはプログラムが特定のシグナルで終了するときに、coreというファイルを作ってそこに終了時点でのメモリ等の内容を保存するわけですが、日本だと、コアダンプする、と呼ばれて、まるで「コアダンプ」という動詞があるような感じになってます。
でも、動詞はあくまで dump.
英語で「コアダンプする」というときには " It dumps core." となります。
ダンプされたコアファイルを指す名詞句は "core dump"でいいみたいです。
これ、「コア」メモリという磁石を使ったRAMを使っていた時代に、実行時の状態(メモリとか)をプリントアウトの形でダンプ(投げ下ろす、という一般動詞)させてたときの表現の名残なんですね。プログラムが異常終了すると、いきなり小型冷蔵庫みたいなサイズのプリンターが、ガーガー動き始めるわけです。ディスクが、紙よりもずっと高価だった時代です。
UNIX系のOSはプログラムが特定のシグナルで終了するときに、coreというファイルを作ってそこに終了時点でのメモリ等の内容を保存するわけですが、日本だと、コアダンプする、と呼ばれて、まるで「コアダンプ」という動詞があるような感じになってます。
でも、動詞はあくまで dump.
英語で「コアダンプする」というときには " It dumps core." となります。
ダンプされたコアファイルを指す名詞句は "core dump"でいいみたいです。
これ、「コア」メモリという磁石を使ったRAMを使っていた時代に、実行時の状態(メモリとか)をプリントアウトの形でダンプ(投げ下ろす、という一般動詞)させてたときの表現の名残なんですね。プログラムが異常終了すると、いきなり小型冷蔵庫みたいなサイズのプリンターが、ガーガー動き始めるわけです。ディスクが、紙よりもずっと高価だった時代です。
2011年12月02日
mod_jkのインストール
mod_jkは、ApacheとTomcatを連携させるコネクタです。
久しぶりにインストールしようとしたら、すっかり忘れていたので、備忘録として。
・mod_jkのソースを入手する
配布元はこちら。http://tomcat.apache.org/connectors-doc/
最新のソースをwgetで取ってきて解凍すればOK。
・コンパイルする
# cd 展開したアーカイブのディレクトリ
# cd native
# ./configure --with-apxs
さらのサーバーだと、configureで開発環境が足りないとか言われますので、
# yum install gcc gcc-c++
を実行。(もしかするとhttpd-develも要るかも)
あとはmake。
問題なくビルドできたら、apache-2.0ディレクトリにあるmod_jk.soを、/etc/httpd/modulesにコピー。
# cp -p apache-2.0/mod_jk.so /etc/httpd/modules
こんな感じ。
久しぶりにインストールしようとしたら、すっかり忘れていたので、備忘録として。
・mod_jkのソースを入手する
配布元はこちら。http://tomcat.apache.org/connectors-doc/
最新のソースをwgetで取ってきて解凍すればOK。
・コンパイルする
# cd 展開したアーカイブのディレクトリ
# cd native
# ./configure --with-apxs
さらのサーバーだと、configureで開発環境が足りないとか言われますので、
# yum install gcc gcc-c++
を実行。(もしかするとhttpd-develも要るかも)
あとはmake。
問題なくビルドできたら、apache-2.0ディレクトリにあるmod_jk.soを、/etc/httpd/modulesにコピー。
# cp -p apache-2.0/mod_jk.so /etc/httpd/modules
こんな感じ。